軽自動車が車種の中で魅力を高めたのは20年ほど前のことです。
20年ほど前から、トールボーイスタイルが軽自動車にも取り入れられる様になり、一気に使いやすくなりました。やはり頭上空間が広くなると言うことは、車を運転する上で非常に楽になります。そんな形状の車が人気を呼び、多く生産されるようになることで、軽自動車の人気も一気に高まりました。マタ、550CCの排気量が660CCになったことも軽自動車の魅了を高めていると思います。それまでは、高速の坂道などで、軽く上れなかったのが、かなり余裕で上れるようになったからです。もともと、維持費に関しては、極端と言えるほど安かったのですから、それらの魅力をプラスすることで、軽自動車は一気に人気を高めています。また、作りも昔に比べて遙かに良くなりました。装備の点もほぼ乗用車と変わらず、昔なら鉄板むき出しだった室内のパーツも、今ではカバーがきっちりと施され、乗った感じも大変向上して居ます。エンジンの性能も大きく向上しました。それまでは10万キロも走ればお役御免といった感じだったのですが、今では軽くそれを超えています。ボディの塗装も良くなり、手入れが悪くても簡単に塗装がダメになることも無くなりました。それだけ軽自動車は完成されたと言えるのです。さらに最近の若者は、車なら何でも良いという風潮があるようで、家に軽自動車があればそれで十分という間隔が増えているのも軽自動車人気の一因だと言えるでしょう。下手な乗用車よりも、ずっと賢い車種の選び方だと思います。